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今あるもの

怪我と病気で失った物を考え 今あるものでこれから何が出来るのかを考える

本当の優しさってなんだろう?

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よく恋人にするならどんな人?

と聞くと

かなりの方が 『優しい人』

 

って答えますよね?

 

それって、どんな人なんでしょう?

 

・常にまもってくれる人?

・怒ったりしない人?

・気遣いできる人?

・色々な物をくれる人?

 

など色々いますよね?

 

でも、これって優しい人ですかね?

 

私が最後に勤めていた会社に

私と一緒に、常にリハビリをしながら

働いていた方がいました。

 

私がいまも諦めずに

リハビリを続けていられるのは

その方との出会いがあったからなのも

大きいと思います。

 

その方は、筋肉が骨になっていくという難病で

既に、余命の先刻もうけていました。

 

周りのかたも

彼が困っていると、必ずと言っていいほど

手を差し伸べてあげていましたね。

 

しかし、私の上司にあたる

女性は、絶対に助けてあげませんでした。

 

もちろん、いじめとか

嫌がらせで、助けてあげなかったわけではないですよ?

彼も、私もその上司の方は

本当に尊敬してましたし

素敵な女性だなぁと

誰が見ても思う方でした。

 

しかし、初めてその光景を見た人が

その上司の方に聞きました。

 

『あなた、障害を持った方が困っているのに

なんで助けてあげないの?』

って

 

その答えに、上司の方はこういいました。

 

『この一度を助けてあげると

彼は自分で出来る事も全部、周りの人に頼ってしまう

本当に誰もいない時に、何も出来なくなってしまう、それで一番困るのは彼なんです』 

 

彼も、それをしっかり理解していましたし

おそらく、あの会社の中

知り合いの中で、唯一

障害者としてではなく

一人の人間としてみてあげていたんだなぁと

 

はたから見たら

なんて酷い女性なんだ!と

思う方もいたかもしれないです。

 

ですが、完治できない病気

進行を遅らせる事しかできないリハビリ

それを毎日一人でやる

 

これは、本当に

体験したことのある方しかわからないと思います

 

孤独と恐怖との戦い

自分の弱さとの戦い

激痛との闘い

 

真っ暗なトンネルの中を

永遠に走り続けるみたいなものです

 

彼女も、私も、その体験者でしたし

彼が毎日 リハビリしているのも

必ず観ていました。

 

常に彼に何かあったら

助けにいけるように

そわそわしてるのも、知ってました

私の席の前でしたのでね。

 

彼女だって

手を貸してあげる方が

楽なのは絶対にわかっています。

 

でも、彼が生きていくには

だれかが助けられない時も

必ずあるのを知っていて

 

あえて、心を鬼にして

つきはなしているんだなぁと

 

その時、私は

あぁ

 

相手の事を最大限理解し

見守り、信じてあげる

そして、心が

折れかかりそうなときは

ビンタの一発もおしまない

これが

本当の優しさなのかもしれないと

私は思いました。

 

世間的には、ビンタするような方は

体罰だというかたもいるかもしれません。

 

しかし、余命を宣告され

その辛いリハビリを常に見てきた

人間だからこそ

出来る事だとも、私は思います。

 

学校での体罰は

私も、あってはならないと思います

私もよく殴られてきましたので

わかりますが

 

本当に心から心配してくれている人に

殴られても、私は恨んだりはしませんでした。

殴られる方も、殴るほうもつらいのが

わかるから

 

ただ、その上司の方が

お嫁にいき

私も、退社したので

その後のことはわかりません。

 

宣告されている年数から

かなり経たれていますので

もしかすると

亡くなっているかもしれないですが

彼は、彼女の優しさを

しっかり理解していたのだけは

事実だったと思います。